女性の薄毛治療(FAGA治療)とは?保険適用や薄毛の原因・安い治療薬について

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女性の薄毛治療(FAGA治療)とは?保険適用や薄毛の原因・安い治療薬について

女性の薄毛治療(FAGA治療)について知りたい

女性の薄毛(FAGA)の原因を知ってから治療に進みたい

FAGAによる薄毛に悩んでいるのに、どこのクリニックを選べば良いか分からなかったり、自分が薄毛になった原因が分からずに困っていたりする女性は多いのではないでしょうか。

薄毛の原因は人それぞれであり、自分だけでFAGA治療を進めるのは困難です。また、FAGAの治療を提供しているクリニックは数が多く、それぞれ治療プラン・料金、アフターサービスなどが異なります

この記事でわかること
  • 女性の薄毛(FAGA)治療が可能で、自分に合うクリニックの選び方
  • 女性の薄毛(FAGA)治療におすすめできるクリニックの種類
  • 女性の薄毛の原因や、治療の流れ
目次

女性の薄毛(FAGA)とは

女性の薄毛(FAGA)とは

「FAGA」は「Female Androgenetic Alopecia」の略称であり、意味は「女性の脱毛症」です。女性の薄毛の総称であり、主に「ストレス」「加齢」などによるホルモンバランスの乱れによって抜け毛が進行すると言われています。

FAGAは発症をしてしまうとほぼ自然治癒はせず、どんどん進行してしまう病気であるため早期の治療開始が必要不可欠です。早いうちから医師による適切な治療を受けることができれば、症状の進行を遅らせたり改善したりすることが可能です。

更年期障害が要因のひとつであることから40代以降の更年期に多い印象を受けますが、20代・30代の若いうちに発症する可能性もあります。

なお、最近はFAGA以外にも「FPHL(Female Pattern Hair Loss)」という言葉が使われることもあります。

男性の薄毛(AGA)との違い

FAGAは女性の薄毛の総称ですが、男性型脱毛症である「AGA」という言葉もあります。

性別によって「FAGA」と「AGA」と言葉は異なりますが、それだけでなく症状にも違いがあります。

FAGA(女性の脱毛症)頭頂部または全体的に、均一に髪の毛が抜け落ちていく
AGA(男性の脱毛症)局所的な抜け毛が多い

女性型の脱毛症(FAGA)の場合、頭頂部あるいは頭部全体が均一に抜けていくことが多い特徴があります。全体的に薄くなってボリュームはなくなりますが、後述する男性型のように局所的にツルツルになるほど抜けるケースは多くありません。

男性型の脱毛症(AGA)の場合、頭部の一部が局所的に・集中的に抜けていくケースが多いです。額の生え際が集中的に抜けたり、頭頂部が集中的に抜けたりするのが良い例です。また、生え際と頭頂部の両方がどんどん抜け落ちる可能性もあります。

FAGAとFPHLの違い

FPHLは「Female Pattern Hair Loss」の略称であり、FAGAの新しい呼び方です。

男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインでは、FAGAとFPHLの違いを以下のように表現しています。

FPHLFAGAも含む、女性の薄毛全般のこと
FAGA男性ホルモンの影響による脱毛症

FPHLには、男性ホルモンが関係ない「円形脱毛症」「分娩後脱毛症」なども含め、女性に関する脱毛全般が含まれます。

一方のFAGAはFPHLのなかでも、男性ホルモンが影響する脱毛症を指し、FPHLのほうがより幅広い範囲を含むことがわかります。

女性の薄毛(FAGA)治療のためのクリニックの選び方

女性の薄毛(FAGA)治療のためのクリニックの選び方

初製の薄毛(FAGA)は、放っておくとどんどん進行する可能性があるため、できるだけ初期のうちに医療機関やクリニックを受診して治療を開始することが大切です。

しかし、FAGAを治療できるクリニックは全国に数多くあり、どのクリニックを選べば良いかわからないという方も多いでしょう。

ここでは、FAGA治療のためのクリニックの選び方をご紹介します。知っておいていただきたい選び方は以下のとおりです。

  • 治療実績が豊富か
  • 料金設定はリーズナブルか
  • 丁寧にカウンセリングを受けさせてくれるか
  • プライバシーに配慮されているか
  • 営業時間は長くて利用・相談しやすいか
  • オンライン診療に対応しているか
  • アフターケアは万全か

治療実績が豊富か

複数のクリニックのうち、どこでFAGA治療を始めようか迷うのであれば、クリニックの実績や来院数などのデータをチェックしてみることをおすすめします。

クリニックの公式サイトではFAGAやほかの治療実績を公表しているケースがあります。治療実績が多いほど効果があるというわけではありませんが、それだけ多くの人に選ばれていて知名度があるというのは安心感に繋がるでしょう。

ただし、開院して間もないタイミングでは治療内容が優れていても実績数値が乏しいこともあります。実績はあくまでも参考程度とし、ほかのポイントを比較したうえで総合的に判断しましょう。

料金設定はリーズナブルか

料金設定がリーズナブルかどうかも、FAGA治療のクリニック選びでは重要なポイントです。

FAGAは基本的に完治するものではなく、治療を辞めるとまた薄毛がどんどん進行する可能性があります。つまり、治療するには長期的にクリニックに通うことが必要不可欠です。

ただ、毎月のクリニック費用が高いと金欠になって継続が難しくなるリスクがあります。長期的に通ってFAGA治療にじっくり取り組むためにも、治療費が少しでも安いクリニックを選択したいものです。

ただし、調べるべきなのは治療薬の値段だけではありません。初回のカウンセリングの費用や毎回の診察料、オンライン診療を選択した場合の送料など、クリニックでFAGA治療をするうえではさまざまなコストがかかります。

治療薬の価格だけでなく、総合的に費用を安く抑えられるクリニックを選択しましょう。

お得にFAGAの治療を受けるなら、おすすめは「DMMオンラインクリニック」などのオンライン診療です。薬を飲むだけで治療が進められるので取り組みやすく、通院の必要がない分だけ交通費を節約できます。

丁寧にカウンセリングを受けさせてくれるか

クリニック選びの際は、医師から丁寧なカウンセリングが受けられるかも重要な要素です。

FAGA治療は短期ですぐ終わるものではなく、何年もの長期にわたる可能性があります。カウンセリングで丁寧に解説しているクリニックを選ぶことで、安心して長期の治療に臨めるでしょう。

また、解説の丁寧さとは別に、医師とのコミュニケーションの相性もみておくことをおすすめします。

丁寧にわかりやすく説明してくれる優秀な医師であっても、話していて何となく相性が合わなかったり、うまく会話が進まずにストレスに感じたりすることはあります。

長期で治療を継続するためにも、懇切丁寧な説明をしてくれることに加えて、自分との性格や相性が合うこともチェックすると良いでしょう。

カウンセリングの丁寧さや医師の人柄をみるなら、初回のカウンセリングを受けてみましょう。多くのクリニックでは初回のカウンセリングや診察を無料にしており、コスト負担なく相性の良い医師を探すことができます。

プライバシーに配慮されているか

FAGA治療に利用するクリニックを探すうえで、プライバシーに配慮した運営をしているか否かもしっかりチェックしておきたいポイントです。

FAGA治療を考えている女性の多くは、「周囲にバレたくない」「誰にも秘密でこっそりと治療を継続したい」という気持ちをお持ちではないでしょうか。

クリニックによってはオンライン診療を採用していて他人と会う機会をなくしてくれたり、対面でも待合室で誰とも会わないように配慮してくれたりするケースがあります。

誰とも会うリスクなく治療を続けられると分かれば、安心して長期的な治療に臨めるでしょう。

営業時間は長くて利用・相談しやすいか

初めてFAGA治療に臨む場合、不安になることが多くて申し込めずに止まってしまう方もいるでしょう。

不安点を医師やカウンセラーと相談しながら治療を進めるなら、クリニックの営業時間を確認してみましょう。クリニックが長く営業していれば、疑問や不安に感じたことを相談しやすくなります。

特にFAGA治療は患者によって進め方や効果の現れ方が全く異なるため、不安に寄り添ってくれるクリニックをおすすめします。

また、営業時間が長ければ、自分の好きな時間にクリニックを訪れたり、オンライン診療を受けたりして効率よく治療を進められます。

自分の好きなタイミングにいつでも診察を受けたり相談したりしたい希望をお持ちの方は「DMMオンラインクリニック」など、24時間いつでも受診を受付しているクリニックを選ぶことをおすすめします。

オンライン診療に対応しているか

女性の方のなかには「FAGAの治療を受けたいけど、クリニックに通院する時間がない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

そこで利用を検討したいのが、オンライン診療に対応したクリニックです。オンライン診療はパソコンやスマートフォンを利用したビデオ通話による診療を受けられるため、クリニックに通院する必要がありません。場所を選ばないため、出張や旅行の合間に治療を受けることも可能です。

また、実店舗に出向く必要がないということは第三者にFAGA治療中であることがバレにくいという点でもメリットがあります。

一方、オンライン診療は薬の処方での治療しかできないというデメリットもあります。植毛やメソセラピーでの治療にオンライン診療は利用できないので、人によってはオンライン診療が向いていない可能性もあります。

オンライン診療での治療を検討している方は、まずクリニックの医師に相談しましょう。

アフターケアは万全か

治療が開始されたあとのアフターケアがあるかどうかも、FAGA治療のクリニックを見つけるには重要な要素です。

FAGAの治療の進み方は個人差があり、うまく治療が進まないと「本当にこのまま続けて大丈夫か」を医師に聞きたくなるときもあります。また、治療を進めるなかで副作用が発生してしまうこともあるでしょう。

そのような不安やトラブルの際も、丁寧なアフターケアをしてくれるクリニックなら安心です。

クリニックの公式サイトにはアフターケアについて紹介しているページがあるため、検討しているクリニックのアフターケアを比較して優良なサービスを検討しましょう。

FAGAの治療は原則として保険適用の対象外

FAGAの治療は原則として保険適用の対象外

抜け毛や脱毛症に悩む女性の方に絶対知っておいてほしいこととして「公的な医療保険が適用されるか」があります。

結論、FAGAの治療は健康保険(国民健康保険)の対象外です。

これは、健康保険が適用になって自己負担が3割以下になるのは、事故によるケガや病気など命に危険が及ぶ可能性がある状態であることが要因です。

FAGAは見た目の問題であり、放置して髪の毛が大量に抜けてしまっても、命に別条はありません。治療はあくまでも「審美目的」であるため、健康保険は適用になりません。

つまり、FAGAの治療のためにクリニックに通う場合、診察料や治療薬の代金などは全額が自己負担となります。

保険適用になる薄毛もある

原則として全額が自己負担のFAGAですが、女性の薄毛のなかには健康保険が適用になるケースもあります。

以下のようなケースは病気の治療と分類されているため、健康保険が適用になる可能性があります。

薄毛治療が保険適用になる可能性がある例
  • 円形脱毛症
  • 甲状腺機能障害などによる薄毛

上記のような薄毛はストレスや自己免疫が原因で発症することから病気と分類されます。

自身の薄毛治療が保険適用になるか、気になる方は医師の判断を仰ぎましょう。

FAGAの進行度は3つある

FAGAの進行度

女性の薄毛(FAGA)には特徴的な症状や進行パターンがあり、主に以下の3つの言葉で表現されます

  • ルードヴィヒ型
  • クリスマスツリー型
  • ハミルトン型

ここでは上記3つの進行度の違いや特徴について解説します。

ルードヴィヒ型

ルードヴィヒ型は、FAGAのなかでも最も出現率が高いとされているパターンです。生え際の交代がなく、頭頂部から後頭部にかけて薄毛が進行していくという特徴があります。

また、進行度によってはさらに以下のような方に分類されます。

Ⅰ型頭頂部が全体的に薄くなった状態。鏡を見ても気付かないことが多く、他人に指摘されて初めて気が付く人もいる
Ⅱ型Ⅰ型よりも薄毛の範囲が広くなったり、多くの抜け毛が発生したりする状態。自分でも鏡を見ればすぐ分かる
Ⅲ型生え際も後退し始めるなど、男性型の脱毛症(AGA)に症状が似てくる

クリスマスツリー型

クリスマスツリー型とは、頭の生え際から頭頂部にかけてツリーのように広がりながら薄毛が進行していくタイプです。

地肌がクリスマスツリーのような形に見えることが名称の由来になっています。別名で「オルセン型」と呼ばれることもあります。

頭頂部から薄毛が進行するため、初期段階でも本人が気付きやすいです。

ハミルトン型

ハミルトン型は、生え際の左右から剃り込みが入っているようにM字に薄毛が進行するタイプです。見た目は男性型の脱毛症(AGA)のM字型に近い印象を受けます。

前頭部やこめかみから始まり、徐々に後頭部に広がっていきます。

主要な原因としてはホルモンバランスの乱れが考えられます。女性ホルモンが減少することで男性の薄毛と似たような症状が出るとされています。

FAGAになる原因には何がある?

FAGAになる原因

女性型の薄毛(FAGA)になってしまう要因は1つではなく、いくつかの原因が考えられます。

FAGAになる原因は、主に以下の7つです。

  • 遺伝
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 生活習慣の乱れ
  • 適切ではないヘアケア
  • 病気
  • 紫外線
  • ダイエットによる栄養不足

FAGAになる理由や進行する原因は人それぞれ異なります。FAGAの原因について理解して対策することが、進行を予防するうえで大切なことです。

ここからは、上記の「FAGAの原因」について詳細に解説します。

1.遺伝

本人の努力ではどうにもならないFAGAの要因として「遺伝」が考えられます。

全ての女性が加齢によって脱毛が進行するとはかぎりませんが、ジヒドロテストステロン(DHT)を受け入れる「レセプター」の有無は遺伝するといわれています。

DHTは男性ホルモンと「5αリダクターゼ」が反応することで生成される物質です。両親、または祖父母の持つ5αリダクターゼが活性化されやすいと、子どもに同じ性質が現れて薄毛の症状が出る可能性もあります。

2.ホルモンバランスの乱れ

FAGAの大きな要因の1つは、ホルモンバランスの乱れです。女性は加齢のほかに出産によってもホルモンバランスが乱れ、薄毛につながる可能性があります。

女性ホルモンは「エストロゲン」「プロゲステロン」という2種類があり、それぞれ髪の毛に大きな役割があります。なかでもプロゲステロンは年齢とともに減少する傾向にあります。

プロゲステロンは卵子からしか生成されないため、30代後半からは低下する一方で、薄毛の原因になる可能性があります。

また「エストロゲン」も髪の毛の成長期に髪を伸ばすという働きがある一方、加齢や出産で極端に減少することがあります。

3.生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れや悪化は、抜け毛や薄毛の大きな原因になります。

生活習慣が良くないと体内の栄養素や成長ホルモンが不足したり、血行不良になったりします。それによって髪の毛に栄養が行かずに毛根が弱り、抜け毛につながると考えられます。

抜け毛を予防するためには、栄養価の偏った脂っこい食事をせず、睡眠を十分に取るなどの生活習慣の見直しが必要です。

また、仕事のストレスも大敵です。ストレス解消を名目にしてドカ食いしたり休みの日に遊びまわったりする結果、生活習慣の乱れにつながるためです。

4.適切ではないヘアケア

FAGAが進行する要因として、適切とはいえないヘアケアや、体質に合わないシャンプーも考えられます。例えば、過剰に洗浄力の強いシャンプーを利用したり、髪の毛を洗い過ぎたりすることはかえって抜け毛の進行を早める可能性があります。

シャンプーをすることで頭皮の余計な油や汚れを落とすことが洗髪の目的ですが、刺激が強かったり長時間にわたってシャンプーしたりすると頭皮が乾燥してしまうことが薄毛の大きな要因です。

また「爪を立てるシャンプー」にも注意が必要です。爪を立てるとデリケートな頭皮に傷がついてしまい、フケや抜け毛の原因になることがあります。

薄毛が気になった場合はFAGAの治療を始めることはもちろん、保湿成分が入ったシャンプーを利用しましょう。爪をたてて頭皮に傷をつけない正しいシャンプーの仕方を勉強するのも有効です。

とはいえ、シャンプーの方法やシャンプーと体質の関係について、自分だけで解決するのは困難です。美容クリニックでは無料でカウンセリングを受けられるケースもあるため、抜け毛が深刻な場合は使用しているシャンプーや洗髪の方法について医師に相談してみましょう。

5.病気

FAGAが進行する理由として「病気(疾患)」も考えられます。

薄毛の原因になり得る病気の例
  • 鉄欠乏性貧血
  • 甲状腺機能低下症など

これら女性に起こりやすい疾患は、抜け毛や薄毛を促進する可能性があります。

例えば貧血は血中の鉄分が不足することで発生しますが、鉄分は髪の毛の成長に欠かせない成分の1つです。体内の鉄分が不足することで髪の毛の成長が阻害され、抜け毛が進行する可能性があります。

疾患がある場合、クリニックを受診しても薄毛の改善効果がみられなかったり、効きが悪くなったりする可能性があります。薄毛に関係するとされる病気に罹患した場合、まず病気の治療を優先させましょう。

6.紫外線

髪の毛にダメージを与えて抜け毛の原因になるものに紫外線もあります。太陽光に含まれる紫外線を浴びることで頭皮が酸化し、脱毛の要因になることが考えられます

さらに、日光を浴び続けると頭皮が乾燥しやすくなります。頭皮が乾燥すると紫外線が髪の毛のキューティクルを破壊し、内部のたんぱく質を変性させる可能性があります。これらの働きで抜け毛が増えるリスクがあるほか、切れ毛や枝毛などの原因になる可能性もあります。

どれくらいの紫外線を浴びると頭皮に悪影響なのかはわかっていませんが、ヘアケアのためには帽子を着用したり、日差しが強い日は外出を控えたりするなどの対策を考える必要があるでしょう。

7.ダイエットによる栄養不足

過剰なダイエットも、抜け毛を促進させる可能性があることを知っておきましょう。髪の毛が生えたり、伸びたりするためには、食事から摂取した栄養素が必要になります。

ダイエットで過剰な食事制限をすると髪の毛の成長に必要な栄養が摂取できず、頭皮環境や髪質が悪化して抜け毛の原因になる可能性があります。

単に食事を抜くダイエットは必要な栄養を摂取できないので、極端な食事制限にのみ頼るダイエットは避けましょう。

ダイエットをするなら食事制限だけに頼らず、適度な運動も織り交ぜたうえで栄養バランスの取れた食事をすることが必要です。

女性の薄毛(FAGA)の治療の種類

女性の薄毛(FAGA)の治療の種類

FAGAの治療には「内服薬」「外用薬」のほかに「メソセラピー」「植毛」「レーザー治療」という5つの選択肢があります。

FAGAの進行具合や利用者の希望などによってどの治療方法が適しているかは異なります。

ここでは、FAGAの治療の方法や特徴、使われる治療薬の種類などを解説していきます。

内服薬

内服薬は、FAGAの治療にとって基本となります。女性の薄毛には内服薬として「ミノキシジル」「パントガール」などがあります。

特にオンライン診療においては、植毛やメソセラピーといった方法が利用できないため、内服薬が治療の中心になるでしょう、

パントガールは女性の薄毛のための治療薬で、髪の毛の生成に効果的な成分を効率よく頭皮にいきわたらせることができます。「飲む育毛剤」とも呼ばれており、頭皮環境の改善・育毛のサポートが期待できるでしょう。

ミノキシジルは男性のAGA治療にも使われる治療薬で、発毛効果が期待できます。ただし、副作用として初期脱毛や多毛症などの発生のリスクもある点に注意が必要です。

以下に、内服薬の種類と期待できる効能、代表的な副作用についてまとめました。

医薬品代表的な副作用
パントガール頭皮環境の改善
健康な髪の毛の成長の促進
頭痛・めまい・腹痛・下痢・動悸・胸やけなど
ミノキシジル発毛を促進初期脱毛・動悸・多毛症・頭痛・息切れ・めまい・動悸・むくみなど
スピロノラクトン抜け毛の予防・抑制
血圧を下げて血流を改善
頻尿・のどの渇き・月経不順・低血圧など
ルグゼバイブ髪の毛の成長をサポート特になし

パントガール

パントガールは国内では未承認薬ですが、世界で初めて女性の薄毛治療用として効果と安全性が認められた薬です。

パントガールの登場以前は「プロペシア」「フィンペシア」など男性専用の治療薬が主流でしたが、現在は女性用の治療薬であるパントガールが使われるケースが多いです。

「びまん性脱毛症」「分娩後脱毛症」「白髪予防」、などの薄毛改善するために、必要な栄養成分を豊富に含んでいます。主成分には「パントテン酸カルシウム」「ケラチン」「L-シスチン」などがあり、ダメージを受けた頭皮や毛髪を修復し、抜け毛の予防・抑制に期待ができます。

また、上記の主成分以外にタンパク質、ビタミン、アミノ酸など、髪の毛の栄養成分が含まれています。いわゆる「サプリ」に近い薬であり、重度な副作用は出にくいとされています。

ミノキシジル

ミノキシジルは高血圧の治療薬として生まれたものですが、副作用として「多毛症」が認められたことから、現在では薄毛治療薬として有名になっています。

ミノキシジルには、血管を拡張して血行を促進する効果があり、血流が増えることで毛母細胞が活性化して、細胞分裂が活発化します。

女性の薄毛治療でも、初心者向けのプランで内服(タブレット型)のミノキシジルが使われることが多くあります。よって、初心者の方が安い治療薬を検討するなら、内服タイプのミノキシジルが候補になるでしょう。

ただし、副作用のリスクもあるため、使用するかは医師に相談したうえで指示に従いましょう。使用開始当初はむしろ初期脱毛が発生する可能性がありますが、いずれ治まります。

スピロノラクトン

スピロノラクトンは、もともとは「尿量を増やして体内の余計な水分を外に排出する」という効果を期待する高血圧用の薬でした。

ただ、副作用としてテストステロンの生成を抑制して抜け毛の原因とされるDHTを減少させる効果が認められたことから、いまではFAGA治療にも取り入れられています。

メカニズムとしては、男性ホルモンを抑制することで女性の抜け毛を減らすことができます。発毛スタートプランなど初心者向けのプランにミノキシジルの内服タイプと一緒に処方されることも多く、安く購入できる治療薬であるといえます。

古くから使用されている安全性の高い薬剤ですが、副作用が出る可能性については事前に理解しておく必要があります。例えば利尿作用があるため頻尿や、のどの乾きを感じる場合があります。

加えて、スピロノラクトンを使用する場合は腎機能の確認のため、定期的な血液検査も必要です。

ルグゼバイブ

ルグゼバイブは、パントガールの成分に「馬プラセンタ」などの美容成分を配合した女性用の薄毛治療薬です。

馬プラセンタの有効成分が毛母細胞を活性化させることで、髪の毛にハリやコシを与える効果が期待できます。パントガールと比べて、脱毛だけでなく髪の質(ハリツヤ・弾力)の改善も期待できる点が異なります。

加えて、考えられる副作用は特にありません。

外用薬

女性の薄毛治療では、外用薬としてミノキシジルが処方されることもあります。

ミノキシジルの外用薬はAGA治療薬として幅広く利用されており、「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン(2017年版)」でも、女性の薄毛(FAGA)治療に効果的であると報告されています。

内用薬と異なり、錠剤などを飲み込むのではなく、頭皮に直接塗布する点に特徴があります。体内に治療薬が吸収されないので、内服薬のような副作用は出にくいといわれています。

頭皮にダイレクトにアプローチすることから、内服薬よりも高い効果が期待できます。

メソセラピー

メソセラピーは、有効な成分を頭皮に直接注射する方法です。治療薬を頭皮に塗る「外用薬」と違い、注射である点が大きく異なります。

メソセラピーでは髪の毛に有効な成分を0.5センチ程度の感覚で細かく注入していきます。注入される成分はミノキシジルのほか、ビタミンやアミノ酸の可能性もあります。

頭皮に成分を直接注入することから、内服薬や外用薬よりもさらに高い効果が見込まれます。

ただし、1回の施術ですぐに効果が出るものではありません。発毛効果を実感するには6~15回ほどの施術が必要とされており、発毛の実感まではもちろん個人差があります。

内服薬と同様に継続することで効果が安定することから、最低でも半年~1年のあいだに1回は継続する必要があります。即効性は期待できないため、コツコツと長期間かけて継続していくことになるでしょう。

安全性が高い治療方法とされてはいますが、ごくまれに薬液におる頭皮のかゆみや発疹などの副作用が起こる可能性もあります。

植毛

植毛は文字通り、薄毛が進行した部分に毛髪を植えこむ治療方法です。植毛には「人工植毛」「自毛植毛」があり、それぞれのメリット・デメリットや特徴が異なります。

人工植毛は、人工的に作られた髪の毛を植毛する方法です。自毛植毛は自身の髪の毛を頭髪ごと移植する方法です。うまく移植ができれば、髪の毛を切ってもまた生えてくるようになります。

できるだけ早くFAGA治療の効果を実感したい方におすすめの方法ですが、施術費用が100万円を超えることがあるなどコスト面で心配があります。

レーザー治療

レーザー治療は、熱を発しないレーザーを頭皮に充てることで髪の毛の頭皮サイクルを活性化させ、新しい髪の毛の成長を促す治療法です。

日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」でもLED及び低出力レーザー照射は有効と認められており(推奨度B)、安心して利用することができます。

治療時間は1回10分程度ですが、3~6ヵ月は継続して治療を受けることが望ましいです。長期的に治療が必要であること、ほかの治療法よりも治療費が高めの設定であることは知っておきましょう。

ただ、治療薬を内服するわけではないため、副作用はのリスクは小さいとされます。

FAGAの治療を始めるときの流れ

FAGAの治療を始めるときの流れ

FAGA治療を始める流れはクリニックや医療機関ごとに異なりますが、大まかな流れは共通している部分も少なくありません。

スムーズに治療を開始するためにも、治療薬が処方されるまでの流れを把握しておきましょう。

クリニックの初回カウンセリングの予約から治療薬の処方までの流れは以下のとおりです。

  1. カウンセリングを予約する
  2. カウンセリングを受ける
  3. 頭部撮影や血液検査を実施する
  4. 治療薬の処方を受ける

カウンセリングを予約する

FAGAの治療を始めるには、美容クリニックのカウンセリングを予約することから始まります。

予約の方法はクリニックごとに異なりますが、公式Webサイトの予約システムを利用するのがスムーズです。電話と違って混み合って待ち時間が発生することなく、外出中でも手続きが完了します。

注意点は、クリニックによって予約を受け付けている時間帯が異なることです。予約受付時間が短いクリニックは、ご自身が自由に動ける時間帯に予約できない可能性があります。

カウンセリングを受ける

予約当日になれば、医師のカウンセリングを受けることになります。クリニックによっては女性のカウンセラーが在籍している場合もあり、男性の医師には緊張して相談できない方はカウンセラーの性別も先に調べておきましょう。

無料カウンセリングのためにクリニックにいくと、個室に案内されたうえで問診票の記入を行います。
抜け毛や薄毛の状態を把握するために必要であるため、待ち時間の間に正確な情報を記入しましょう。

薄毛治療のカウンセリングでは患者の「頭皮」「毛根」「髪の毛」それぞれの健康状態が確認されます。

また、医師による問診もおこなわれます。内容はクリニックごとに異なりますが、生活習慣や遺伝など、薄毛に関係する事項の聞き取りが行われます。

薄毛に関することや治療の進め方などで不安や疑問がある場合は、このタイミングで解決できるように事前に医師に相談する事項を考えてメモをとっておくと良いでしょう。

頭部撮影や血液検査を実施する

カウンセリングを終えたあとはいよいよ治療がスタートしますが、治療薬を処方されるまでに以下の2つが行われる可能性があります。

  • 頭部撮影
  • 血液検査

まず、FAGAの治療を希望する人の発毛効果を目で見て判断するために必要な、頭部の写真撮影が行われます。自分では見れない「頭頂部」「後頭部」を撮影して今がどのような状態なのか、治療を続けるとどのように変化するかを自分自身で確かめることが目的です。

また、カウンセリングの際、医師が必要だと判断すれば血液検査が実施されることもあります。

血液検査は肝機能の状態を確認し、肝臓の状態に合わせて適切な治療薬を処方するために行われます。今後の治療方針を決定するうえで重要な工程です。

血液検査は治療前だけでなく治療後も行われ、投薬治療後の体調の変化をみて継続治療が可能か判断されます。なお、血液検査の他に「血圧測定」が行われることもあります。

治療薬の処方を受ける

カウンセリングと血液検査の結果をもって医師が患者に向いていると判断した治療薬が処方されます。治療薬が処方される際は医師から服用方法やリスクの説明があるため、よく聞いたうえで治療に臨みましょう。

初めてFAGAの治療でクリニックを利用する際、注意したいのが「カウンセリングから治療薬の処方までにかかる時間」です。

クリニックや個人の症状ごとにかかる時間は異なりますが、初診時はカウンセリングから診療まで1時間以上かかることもあります。じっくりと医師やカウンセラーに相談するためにも、余裕のある時間を確保したうえでカウンセリングに臨みましょう。

FAGAの治療を始めても効果が出ない原因・理由

FAGAの治療を始めても効果が出ない原因・理由

FAGAの治療は人によって効果に差があり、どんどん薄毛治療が進む方もいれば、全く効果が出ずに治療が停滞してしまう方もいるかもしれません。

FAGA治療の効果が出ない要因として考えられるのは、主に以下の4つです。

  • 薄毛の進行が早い
  • 治療を継続できていない
  • クリニック処方の正規の医薬品を使っていない
  • 初期脱毛を勘違いしている

薄毛の進行が早い

FAGAの治療よりも薄毛の進行が早い場合、FAGA治療の効果がうまく出ない可能性があります。長年放置して進行してしまった重度のFAGAの場合も同様、治療開始から効果が出るまでに時間がかかることが考えられるでしょう。

とはいえ、進行が早い場合でも医師と相談したうえで、医師が考えた適切な治療計画の指示を守って治療を進めることで薄毛の改善や抜け毛の予防効果を発揮することは十分にできるはずです。

抜け毛が止まらないからといって、医師が指示した用法・用量を守らないとせっかくの薄毛治療も効果を発揮しないので注意が必要です。

重度のFAGAになったり進行が早まったりする前に早いタイミングで医師に相談すること、医師の指示に従って治療を継続することを意識しましょう。

治療を継続できていない

FAGA治療の効果が現れてこない原因として、継続利用ができていないことが課題として挙がる場合があります。人によって治療開始直後から徐々に効果を実感するケースがあるかもしれませんが、基本的には、少し治療したからといってすぐに発毛するわけではありません。

FAGAの治療は効果が現れるまでに数ヶ月以上の時間が必要なことが普通であり、人によって効果を実感するまでの時間が異なります。

効果が出るまでに時間がかかる要因は「ヘアサイクル」です。治療薬を飲んだり塗ったりすればすぐに髪の毛が生えてくるわけではなく、髪の毛の成長期に合わせて徐々に効果が出始めます。

クリニック処方の正規の医薬品を使っていない

クリニックが処方した正規の医薬品を利用していないことも、FAGAが改善しない理由として考えられます。

AGAやFAGA向けの医薬品の一部は個人輸入で入手できることもありますが、一般人にはその薬が本物か偽物かを見分けるのは難しいでしょう。偽物の薬は効果がないことに加え、健康にも悪影響を与える可能性があります。

FAGA治療に本気で取り組むなら、専門医院が正規ルートで入手した治療薬を、医師の指示に従って服用するのが近道です。

初期脱毛を勘違いしている

FAGAの治療を進めていると、髪の毛が生えてくるどころか、かえって脱毛が進むことがあります。これが初期脱毛と呼ばれる現象です。

初期脱毛は治療薬が頭皮に働いて古い髪が抜けて新しい髪の毛が生えだす準備をしている段階であり、FAGAの治療が徐々に進んでいる証拠でもあります。

ただ、実際にFAGA治療を始めた女性のなかには脱毛が進んだことに恐怖や不安を感じてしまい、途中で治療をやめてしまう人もいるかもしれません。

初期脱毛は一時的なものであり、適切に治療を進めていけば、新しい髪の毛が生えて抜け毛も止まってきます。

初期脱毛にショックを受けて治療をやめてしまうと髪の毛は生えてこないので、我慢強く治療を続けることが重要です。初期脱毛について不安があればやめるのではなく、まずは医師に相談してみましょう。

女性特有の薄毛はFAGA以外にもある

女性特有の薄毛はFAGA以外にもある

女性の薄毛は全て「FAGA」に分類されるわけではなく、別の脱毛症が原因で毛髪が抜けてしまっているケースもあります。

FAGA以外に女性の薄毛の原因として考えられている治療薬としては、以下のようなものがあります。

  • 分娩後脱毛症
  • 粃糠(ひこう)性脱毛症
  • 円形脱毛症
  • 牽引性脱毛症
  • びまん性脱毛症

分娩後脱毛症

分娩後脱毛症とは、子どもを出産したあとに脱毛が進む症状のことです。

まず妊娠をすると胎盤からも女性ホルモンが分泌されるようになり、妊娠28~32週間後になるとエストロゲンは約100倍、プロゲステロンは約15倍になるとされています。女性ホルモンが通常時よりも大量に分泌されていることで、髪の毛が抜けにくい状態になります。

一方、子どもを出産するとホルモンの量が妊娠時よりも大きく減少し、それまで減っていた抜け毛が一気に抜けてしまうため大量の抜け毛が発生することになります。

ただし、あくまでも産後の一時的な症状です。脱毛した毛髪の下にはすでに新しい毛髪が生えてくる準備がおこなわれています。頭皮の環境が通常であれば、そのまま成長をしていくので徐々に抜け毛が気にならなくなるでしょう。

粃糠(ひこう)性脱毛症

粃糠(ひこう)性脱毛症とは、乾燥したフケを伴う脱毛症のことです。フケが毛穴を塞いで炎症を起こし、成長できなくなります。粃糠(ひこう)の意味としては、以下の2つがあります。

  • 粃(しいな:まだ実っていない籾(もみ))
  • 糠(ぬか:米ぬか)

ひこう性脱毛症の症状の特徴でもある「フケ」を籾(もみ)や糠(ぬか)に例えたとされています。

ひこう性脱毛症のメカニズム
  • 乾燥した細かい灰白色の「フケ」が大量に発生する
  • フケが毛穴をふさぐ
  • 毛穴にいる常在菌「マラセチア菌」が繁殖する
  • 毛穴が炎症を起こして髪の成長が阻害される
  • 抜け毛が増える

例えばシャンプーが合わなかったり不規則な生活習慣が原因になったりしてフケが発生することがあります。また、爪を立てて洗うなど頭皮を傷つけることでも痛めて、粃糠(ひこう)性脱毛症になることもあります。

円形脱毛症

円形脱毛症とは、前触れなくいきなり髪の毛が一気に抜け落ちる脱毛症です。脱毛箇所は1ヶ所とは限らず、全身の毛が抜けてしまう可能性もあります。

脱毛の仕方によって以下のような分類があります。

円形脱毛症の種類特徴
単発性通常型(単発型)頭部に1つだけの円形の脱毛がある
多発性通常型(多発型)円形脱毛が頭部に多発する
全頭型頭全体が脱毛した状態
汎発型全身に脱毛が及ぶ
蛇行型頭髪の生え際が帯状に脱毛する

通常型と比較すると全頭型、汎発型、蛇行型は治りにくい傾向にあります。

原因としては、免疫機能を担う「リンパ球」が異常に働くことで「自己免疫疾患」という症状と考えられます。ストレスやアレルギー疾患などさまざまです。

一部のリンパ球が、毛包の組織を壊そうとする自己免疫反応が起きてしまい、その影響で毛が抜けてしまう病気です。FAGAと異なり、円形脱毛症の治療には健康保険が適用されます。

牽引性脱毛症

牽引性脱毛症とは、ポニーテールなど髪の毛を引っ張る髪型が原因で発生するとされる脱毛症です。通常は少し髪の毛を引っ張るくらいで抜けることはありませんが、長時間継続して引っ張り続けるヘアスタイルでいることで頭皮に負担がかかって薄毛になってしまう可能性があります。

特に前髪を後ろに引っ張るような髪型を長期間続けることで生え際の髪の毛が抜けやすくなってしまうので注意が必要です。

また、エクステンションやヘアアイロンなどを定期的に行うことでも髪の毛が引っ張られるため、強さ次第では牽引性脱毛症の原因になることがあります。

初期の脱毛であれば原因となっている髪型やヘアアイロンなどをやめることで元に戻りますが、長時間続けてしまうと土台になる毛包がダメージを受けて二度と生えてこなくなる場合もあります。

薄毛が気になりだした方は、ポニーテールやアップヘア、三つ編み、お団子ヘアなど髪の毛を引っ張って頭皮に負担をかけるヘアスタイルを避けましょう。

びまん性脱毛症

びまん性脱毛症とは抜け毛が増えて髪全体がまばらに薄くなる薄毛症状のことです。「びまん性」とは「広範囲に広がっている状態」のことを指します。

女性の脱毛症のひとつで、もっとも発症しやすいものと言われます。男性のAGAのように部分的に脱毛が進むのではなく全体的に薄くなる特徴があります。

女性の薄毛(FAGA)の治療についてよくある質問

最後に、女性の薄毛(FAGA)の治療についてよくある質問と回答をまとめました。

FAGAを放っておくとどのように進行しますか?

女性の脱毛症(FAGA)は、男性型の脱毛症(AGA)とは、進行するメカニズムが異なります。女性の場合、頭頂部全体が徐々に薄くなっていきますが、完全な脱毛にはなりにくいという特徴があります。

まず初期段階では分け目が広がり始め、その後少しずつ頭頂部全体が薄くなり始めます。一方、AGAは前髪・頭頂部など、特定の部位が完全に脱毛する傾向にあるという点で異なります。

FAGAの要因は紫外線に過度に当たることや睡眠不足、過度の飲酒、喫煙などが考えられ、生活習慣が良くないほど進行速度が早まる可能性が高くなります。

女性の薄毛(FAGA)の治療は妊娠中でも受診できますか?

妊娠中や授乳中は薄毛治療の薬が胎児に悪影響を与える可能性を否定できないため、薬の使用は避けましょう。

妊娠中や授乳中は治療薬を使用せず、規則正しい生活や栄養バランスの良い食生活、質の良い睡眠などを意識し、FAGAの進行を遅らせることをおすすめします。

どうしても妊娠中や授乳中に薄毛治療をしたい場合は、胎児や生まれたあとの子どもに影響がない天然由来の育毛剤を利用しましょう。育毛剤を利用する前にも、クリニックの担当医におすすめの育毛剤について相談しておくことが大切です。

AGAの治療費用はいくらかかりますか?

FAGAの治療は内服薬・外用薬・メソセラピー・植毛の4つの種類があり、どの方法を選択するかによってかかる治療費は全く異なります。

今回紹介したクリニックのなかで「DMMオンラインクリニック」「Dr.AGAクリニック」「クリニックフォア」の主な治療費をまとめると以下の通りです。

DMMオンラインクリニック■発毛ミニプラン
・単月:3,300円
・らくらく定期便:1,931円※1~2,970円/月

■発毛ライトプラン
・単月:9,460円
・らくらく定期便:6,618円~8,250円/月

■予防プラン
・単月:8,910円
・らくらく定期便:6,261円~7,590円/月
Dr.AGAクリニック初月980円
2ヶ月目以降:3,190円~
クリニックフォア■発毛トライアルプラン ライト
・単品 1ヵ月分:3,850円
・定期 1ヶ月分:3,272円
・まとめて定期12ヶ月分:1,773円/月※2

■発毛スタートプラン ライト
・単品 1ヵ月分:9,900円
・定期 1ヶ月分:8,415円
・まとめて定期12ヶ月分:5,470円/月
各、税込価格

※1 らくらく定期便3ヶ月を選択した場合に適用となります。初めてDMMオンラインクリニックをご利用の方に限りお一人様1回限り有効
※2 発毛トライアルプランライトの12ヶ月まとめて定期を選択した場合に適用されます。別途送料550円がかかります。

多くのクリニックでは内服薬と外用薬を併用して治療するため、毎月の治療費を想定する際は余裕をもった金額を準備することをおすすめします。

FAGAは治療を受ければ治りますか?

はい。美容クリニック等でFAGAの治療を受けることで、FAGAの進行を食い止め、治すことが可能です。

「FAGA治療を受けても治らなかったらどうしよう」「どうせもう薄毛は治らないんだ」と悩んでしまうとストレスになり、ますますFAGAが悪化する可能性があります。

多くのクリニックでは診察料が無料だったり初回利用で割引やキャンペーンを実施していたりするため、過剰に思いつめ過ぎずに治療を受けることが大切です。

女性の薄毛(FAGA)治療は保険適用ですか?

いいえ。女性の薄毛(FAGA)治療には基本的に公的な医療保険(健康保険)は適用されません。治療費や医薬品代は全額自己負担が原則であり、その点も踏まえて治療費を支払えるように毎月の収入から貯金を残しておく必要があります。

保険適用にならないのは男性型の薄毛(AGA)でも同じであり、これは薄毛が病気やケガではなく、治療が「審美目的」とされているためです。

一方、円形脱毛症や甲状腺機能障害などの病気による薄毛の場合は保険が適用になる可能性があります。

薄毛とFAGAとびまん性脱毛症の違いは何ですか?

びまん性脱毛症は「びまん=広範囲」の意味で、広範囲にわたる薄毛の症状のことを指します。初期段階のうちは「これまでより抜け毛が多いな」という程度の症状なので判別は難しいですが、びまん性脱毛症は全体的に髪の毛が薄くなっていきます。

一方のFAGAの場合は、初期の段階では「前頭部の生え際」「頭頂部」などに症状が現れることが主な違いです。

FAGAと女性ホルモンはどう関係しますか?

FAGAの原因には、加齢に伴う女性ホルモンの減少が考えられます。女性ホルモン(エストロゲン等)の血中濃度が下がってしまうと、それによって「テストステロン」などの男性ホルモンの血中濃度が相対的に上がってしまい、薄毛の原因になります。

また、甲状腺機能低下症がFAGAの原因になることも考えられます。

女性の薄毛治療(FAGA治療)は長期的に継続しやすいクリニックを選ぶことが重要

FAGAの治療に強いクリニックは全国にあり、それぞれ特徴が異なるため、自身が納得できるクリニックの条件を明確にしたうえで比較検討をすることが重要となります。

今回紹介した「女性の薄毛(FAGA)治療のためのクリニックの選び方」をまとめると以下のとおりです。

FAGA治療向けのクリニックの選び方
  • 治療実績が豊富か料金設定はリーズナブルか
  • 丁寧にカウンセリングを受けさせてくれるか
  • プライバシーに配慮されているか
  • 営業時間は長くて利用・相談しやすいか
  • オンライン診療に対応しているか
  • アフターケアは万全か

上記を踏まえたうえで、おすすめできるクリニックを参考にしてください。

それぞれ治療費の高さやアフターフォロー、取り扱う治療方法の種類などが異なるため、それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで自身に合うクリニックを見つけましょう。

土日以外は忙しくて昼間に治療を受けられない

クリニックへの移動時間を別の時間に充てたい

このような悩みをお持ちの方は、上記のなかでも「DMMオンラインクリニック」「クリニックフォア」などオンライン診療にお対応できるクリニックをおすすめします。

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