子宮内膜着床能検査
銅・亜鉛検査について
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銅・亜鉛検査とは
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銅と亜鉛は血液中のミネラルとして知られていますが、銅には着床を妨害する働きがあることがわかっています。
また、この銅を体内から排出する役割をしているのが亜鉛です。
BMC Research Notesの論文によると、良質な胚盤胞を単一胚移植した40歳未満の患者269人を対象に、『妊娠した患者96人』と『妊娠しなかった173人』のグループにわけて銅・亜鉛の血中濃度を調べたところ、銅/亜鉛比が『妊娠しなかった患者グループ』で優位に高かったことが報告されています。このことから銅濃度が高く、亜鉛濃度が低いと妊娠率が低下すると考えられています。
このため当クリニックでは採血により血中濃度を調べることで値を把握、評価し、必要な治療やサプリメントの提案、また管理栄養士による栄養指導を行なっています。
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サプリメントについて