体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)

タイムラプス培養について

_タイムラプス培養

受精卵を培養する培養庫(インキュベーター)は、温度37.0℃・酸素5%・二酸化炭素5~6%で一定に保たれ、子宮内と同じような環境になっており、3日〜6日程 培養を行ないます。

タイムラプス培養


従来のインキュベーターでは、受精卵の発育を観察する際にインキュベーターから取り出して観察する必要があり、受精卵はその度に外気にさらされ、温度変化・光の影響・pHなどの環境の変化によってストレスを受けてしまう可能性がありました。



タイムラプスインキュベーター

当クリニックが導入しているタイムラプスインキュベーターは、インキュベーター内にカメラが内蔵されており、培養中の受精卵を一つ一つ一定時間毎にカメラで撮影し、動画のように観察することが可能です。その為 外に取り出して観察する必要が無く外気に触れる機会が減るため、受精卵へのストレスを軽減することができます。また、受精卵の発育状況をより詳しく観察することができるので、受精卵の質を正確に評価し、移植に適した受精卵を選択することができます。




_胚凍結について

胚凍結