一般不妊治療
子宮卵管造影検査について
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子宮卵管造影検査とは
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子宮内部の形の異常や、卵管の通過性を見る検査です。 卵管は、精子と卵子が受精する重要な場です。通過性が妨げられていると夫婦生活や人工授精だけでは妊娠することが困難となります。子宮の形状の異常も不妊の原因となるため、自然妊娠を目指す方なら、初期の段階で必ず受けておくべき検査といえます。
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抗精子抗体について
検査は、子宮内に細いカテーテルチューブを挿入し、造影剤を注入しながらレントゲン撮影を行います。造影剤の圧入によって軽度の卵管内の癒着が剥がれる場合もあり、卵管の通過性改善という治療効果もあります。卵管造影検査は、検査後の妊娠率の改善がデータ的に認められています。
また、超音波通水検査では評価できない子宮内腔異常の評価も可能です。
検査によるレントゲンの被ばく線量は微量であり、妊娠にとって影響はありません。